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君の辿る夜の色を

懸賞 2011年 06月 09日 懸賞

…どうしてこんなに無気力なのだろうか。
何故学校に行けないのだろう。
後で単位に追い詰められて困るのは自分なのに、
私はどうしてこんなに無気力な人間になってしまったのだろう

甘えているだけだと、何処からか声がする。
その通りですと、私は心の中で泣き叫ぶ。


…汚わらしいものばかりだ。
自分が大嫌いだ。
せめて痩せてさえいれば、何事も上手くいくかも知れないのに…
あの頃だけは、初めて自分が好きになれていたから…
治療なんて必要なかったのに。
私は今、人にどんな目で見られているのだろう?
いつも後ろから聞こえて来る笑い声は私に向かっているの?

『だから!そういうところが病気だって言ってんの!』
…主治医は呆れ返っている。
でも私は私自身が病気だということを受け入れたくない。
私が治療に協力しないからいつまで経っても薬は減らないし
具合も悪いのだと先生は言う。
けれど私は学校に行かなかったら行かなかったで
こうやって罪悪感で苦しむのがわかっているから、
頑張るしかない。
私が辿るべき道はそれしかない。

by xxxRingxxx | 2011-06-09 10:47 | 心の叫び。。。 | Comments(0)

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